骨の歪みを治してもなぜ歪みは出てくるのか

東大阪市の藤井カイロプラクティック

 

施術を受けたのに1週間後には元の状態にもどってしまう。

骨の歪みが戻ってしまう理由はいくつかあります。

 

特に初期はどうしても戻りやすくなっています。

それには身体の持っている機能が深く関わっています。

 

 

●身体の形状を記憶している

 

普段の姿勢は「筋膜」と呼ばれる組織が姿勢を記憶しています。

筋膜とは筋肉や内臓、骨などを覆っている薄い膜です。

姿勢を維持する力はかなり強いです。

 

姿勢を良くしてもすぐに元に戻されてしまうのは、筋膜が普段の状態を記憶しているからです。

悪い姿勢を記憶している筋膜には歪みやねじれが存在しています。

骨を調整し筋膜の歪みやねじれを治しても身体が形状を記憶しているので、時間が経つと元のねじれた状態へと戻されます。

数回施術すると身体が良い状態を記憶するので、今度は逆に歪みやねじれが起きにくい身体になってきます。

この歪みやねじれが解消されるまでの期間は年齢や生活習慣、ねじれが生じていた期間によって変わります。

 

 

●生活習慣

 

毎日の生活習慣が現在の身体を作っています。

歪みがある身体は歪みが出る生活習慣の積み重ねでもあります。

骨の調整で身体を健康な状態に戻しても生活習慣が悪いとまた悪い状態に戻ります。

骨の歪みを治しつつ生活習慣も正していかなければ身体は回復していきません。

 

身体の形状記憶機能や生活習慣以外にも内臓の疾患やストレスなどでも歪みが戻ってしまう要因になります。

先ずは少しずつでも良いので生活習慣を改めることから始めましょう。