低体温が体調不良や免疫力低下の原因になりやすいとしたら、
低体温によって引き起こされた症状に対して治療を続けるよりも、
低体温という自分の身体に目を向けることが大切です。
低体温を治す方法は何であったも構いませんが、
一時的なものではなく、
低体温でない状態が持続できる方法が理想です。
上部頸椎カイロプラクティックの調整により、
首の骨を整えると一般的には体温は上昇する傾向にあります。
それは何故か?
その大きな理由は2つあります。
①延髄の血管運動中枢
上部頸椎領域には延髄の尾側が位置しています。
延髄の機能の1つに血管運動中枢があり、
上部頸椎に歪みが起こると延髄の機能に影響を及ぼします。
その結果として、
血行不良や血圧に問題が起こる場合が多い。
首の調整後は、
それが正常に働き出すので
全身の温度がほぼ均一に上昇します。
②補正作用の解除
普段は気にしていない場合が多いですが、
上部頸椎に変位が起きると
傾いた頭部を中心に維持しようとするため、
脊柱や骨盤に補正作用が起きます。
首を整えると身体のバランスが良くなり、
骨格や筋肉の調整が行われることで
補正作用が解除され末梢への血流が良くなります。
そのため、首の調整直後から
手足がポカポカするとか、
身体が熱いと言われるクライアントさまも多いです。