低体温を治す

低体温が体調不良や免疫力低下の原因になりやすいとしたら、

低体温によって引き起こされた症状に対して治療を続けるよりも、

低体温という自分の身体に目を向けることが大切です。

 

低体温を治す方法は何であったも構いませんが、

一時的なものではなく、

低体温でない状態が持続できる方法が理想です。

 

上部頸椎カイロプラクティックの調整により、

首の骨を整えると一般的には体温は上昇する傾向にあります。

 

それは何故か?

その大きな理由は2つあります。

 

①延髄の血管運動中枢

 

上部頸椎領域には延髄の尾側が位置しています。

延髄の機能の1つに血管運動中枢があり、

上部頸椎に歪みが起こると延髄の機能に影響を及ぼします。

 

その結果として、

血行不良や血圧に問題が起こる場合が多い。

首の調整後は、

それが正常に働き出すので

全身の温度がほぼ均一に上昇します。

 

②補正作用の解除

 

普段は気にしていない場合が多いですが、

上部頸椎に変位が起きると

傾いた頭部を中心に維持しようとするため、

脊柱や骨盤に補正作用が起きます。

 

首を整えると身体のバランスが良くなり、

骨格や筋肉の調整が行われることで

補正作用が解除され末梢への血流が良くなります。

 

そのため、首の調整直後から

手足がポカポカするとか、

身体が熱いと言われるクライアントさまも多いです。

 


 

睡眠時間はどのくらい必要か?

最適な睡眠時間は人によって違いますが、

理想は6~8時間だと言われています。

 

睡眠時間は短くても長くても問題で、

5時間未満もしくは10時間以上が続くと寿命が短くなる、

認知症になりやすくなる、

糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなる、

といった統計結果も報告されています。

 

下記のような方は睡眠不足かも。

ご注意ください。

  • 寝ても疲れがなかなかとれない
  • 朝目覚めた時にスッキリしない
  • イライラしやすい
  • 肌の調子が悪い
  • 便秘気味だ
  • 昼間眠くて仕事に集中できない
  • 休みになると長く寝てしまう

 

上部頸椎カイロプラクティックで

快適な睡眠を取り戻しましょう。

 


 

筋肉、肩こり、首のズレ

肩こりが起こる原因は様々で、

いくつかの原因が合わさって起こることも多いです。

 

下記の項目で改善できるものは、

できるだけ早めに対処しましょう。

 

●姿勢の悪さ

頭部の重さは約5kgで、その重い頭を首と肩で支えています。

猫背や前かがみなど首や肩の筋肉が緊張するような姿勢が続くと

筋肉が硬くなり血行不良になって肩こりが生じます。

 

●筋肉を動かしていない

バッグをいつも同じ肩に掛けたり、

毎日のデスクワークで長時間同じ姿勢をとることで

筋肉が疲弊し硬くなり肩こりが発生します。

 

●噛み合わせ

歯の噛み合わせが悪いと食事などの際に顎に過度の負担がかかります。

すると、顎を動かす筋肉が異常に緊張して、

その緊張が首の筋肉にも伝播して肩こりになることがあります。

 

● 眼精疲労

何かを見る時によく見えないと、無理に見ようとするので頭が前に出る。

そのとき首や肩周りの筋肉が緊張するので筋肉が疲れて硬くなり肩こりが発生します。

 

●睡眠不足

睡眠時間の短いことが肩こりの原因になる可能性を指摘した論文があるほど、

睡眠不足と肩こりの関係は深いです。

 

●頚椎のズレ

首の骨がズレると首や肩に無理な力が加わり筋肉が硬くなります。

その他に、自律神経のバランスが崩れ血行が悪くなり肩がこりやすくなります。

 

肩こりの原因の一つである頸椎のズレを治し

辛い肩こりからサヨナラしましょう。

 


 

頭痛の種類と症状

頭痛治療の為に当院の上部頸椎カイロプラクティックを受けられる方はけっこう多いです。

実際、頸椎(首の骨)の歪みと頭痛とは関係が深いと思われます。

 

頭痛にも色々な種類がありますが、一般的には大きく分けて下記の3つのタイプがあります。

どのタイプに当てはまりますか?

 

タイプ1『偏頭痛』

  • 鼓動に合わせてズキンズキンと痛む
  • 痛みが数時間から数日間続く
  • 疲れがたまると痛みが生じやすい
  • 頭を動かすと痛みが増す
  • 吐き気を伴うことがある
  • 光や音に敏感になる

 

偏頭痛は脳の血管が急激に広がることで生じます。

脳の血管が拡張し周囲の神経を刺激して炎症物質が分泌されます。
炎症物質がさらに血管を広げズキンズキンという強い痛みが出るのです。

偏頭痛という名称から誤解されがちですが片側だけではなく両側が痛むこともあります。

また、ストレスが強いときは緊張のせいで血管が収縮しているのですが、ストレスから解放されると緊張が抜けて血管が広がります。
そのため、お仕事中よりも休日に頭痛で悩まされるという方も少なくありません。

 

タイプ2『筋緊張性頭痛』

  • 頭全体が締め付けられるように痛む
  • 朝より夕方にかけて痛むことが多い
  • 首や肩のこりがひどい
  • 筋肉を温めたり、コリをほぐすと楽になる

 

筋緊張性頭痛は筋肉が緊張することで生じます。

筋肉が緊張し血流が悪くなると疲労物質がたまり周囲の神経が刺激されます。
そのため、朝や午前中よりも身体が疲れてくる午後から夕方に発生しやすくなる頭痛です。

ずっと同じ姿勢で何かを行っている、枕の高さが合っていない、体が冷えている等で首から肩、背中にかけての筋肉に負担がかかることで起こりやすくなります。

 

タイプ3『群発頭痛』

  • 目の奥が痛む
  • 季節の変わり目に痛みが起きる
  • お酒を飲んだ日に痛む
  • 朝、痛みを感じ目が覚める
  • 痛みが出ると月単位でしばらくは続く
  • 目が充血したり涙が出たりすることがある

 

群発頭痛は一定期間に集中して起こることから名付けられました。

いったん頭痛が起こると月単位で痛みが続きます。

アルコール摂取が頭痛の引き金になりやすいことが特徴です。

女性よりも男性に多いとされています。

 

これらの頭痛以外にも急激な激しい痛みや頭が割れそうな痛みといった症状があれば早めに医療機関の受診をお勧めします。